インボイス制度の導入を10月に控え、インボイスに反対する者からさまざまは批判などがなされています。 たとえばつぎのような記事がありました。 インボイス導入根拠がついに論理破綻! 「消費税は預かり金ではない」と政府が国会で認めた決定的答弁の詳細…
今回は貸借対照表について学んでいきましょう。 はじめての簿記(第1回)のQ6を復習しておく。 貸借対照表とは、 「所有している財産の一覧及びその金額」と、「その財産をどうやって手に入れたのかということ(たとえば、人から借金して手に入れたとか、…
第1回で、簿記の目的は、決算書(損益計算書と貸借対照表)を作ることだと学んだ。 今回から、損益計算書と貸借対照表とは具体的にどういうものなのかを理解しよう。 まずは損益計算書(P/L)からです。 損益計算書は文字通り、「損」と「益」を「計算」…
東京の中央線をよく利用する。 私は今は東京に住んでいるが、もともとは関西の田舎の出身なので、東京に来て中央線に乗ったとき、その揺れの激しさに驚いた。 縁起でもないが、事故かテロでもあったのでないかと思ったほどだ。まあちょっと大げさに書いたが…
はじめての簿記第1回ということで、簿記をいっさい知らなった私に家庭教師をする気持ちでやっていきましょう。 (Q1) 簿記とはなにか。 (A1) 帳簿に記入することである。 (Q2) なぜ帳簿に記入するのか。 (A2) 帳簿をつくるためである。 (Q3) …
簿記とは、Wikipediaによると、以下のとおりである。 簿記(ぼき、英語: bookkeeping)とは、企業などの経済主体が経済取引によりもたらされる資産・負債・純資産の増減を管理し、併せて一定期間内の収益及び費用を記録することである。より平易な言い方をす…
少子化問題にかんする議論がかまびすしい。もちろん、少子化はいろいろな問題を生じさせるだろうし、解決できるならそれに越したことはないと思うが、わたしはそれは不可能なのではないかと思うようになった。 今回はその理由について書いてみたい。 なお、…
このようなツイートが流れてきた。 リンゴ1つ狩るのが大変な世界で、狩りに行く度10個採ってくるスターがいました。半分、村に納めます。村の為に。ある時、村長がたまにはと、村に集まったリンゴで小さなリンゴパイを配りました。だけどスターは貰えません…
寿司ペロが炎上している。 これにたいして、悪いことをしたのだから、彼はどんな償いでもしなければならないとか、似た事例を誘発するから見せしめに制裁を加えるべきとか、飲食業界の信頼を損なわせたのだから株価の下落分を賠償させるべきだとか、まあそん…
ある商品があったとして、それの上位互換品(ありていに言えば高級品)が元の2倍の値段である場合に、それを購入することによって得られる満足度は2倍どころではないという実感が経験的にある。 たとえば、ある商品の、ぎりぎり不良品ではないがほぼ不良品…
何年か前、ある社会人サークルの立食パーティーに参加した。 わたしはあまり社交的なほうではなく、立食パーティー的な場所で会話の輪に入るのが苦手なので、わりとすぐぼっち状態になる。 ぼっち状態で立ち止まると、ぼっち状態になっていることが一目瞭然…
わたしが勤める会社では、飲み会のあった日の翌朝、飲み会に参加した人にあいさつに回るという文化がある。 「昨日はお疲れ様でしたー」みたいなかんじで、目下の者が目上の者にたいしてあいさつに行くというのが暗黙の了解となっている。 わたしは、これが…
たとえば、消費税の計算において、課否判定を誤っており、修正申告を行う場合を考えてみたい。(仕訳は税抜経理の場合) (間違った仕訳) 左側勘定:費用:100 仮払消費税:10 右側勘定:Cash:110 (正しい仕訳) 左側勘定:費用:110 右側勘定:Cash:110…
悪いことをした人は、責任を問われる。ほとんどの人が当然のこととして受け入れているように思う。 人を責める方法は、いろいろある。法による罰を与えたり、社会から締め出したり、私刑を行ったり。これらを、悪いことをしていない人にたいして行ったとした…
法人にたいする税務調査で売上除外や架空経費が認定された場合に、その流出した金銭を法人の代表者に対する貸付金と認定する場合を考える。 この場合、法人は代表者にたいして金銭を貸し付けていることになるため、利息を認定するという発想がある。これは、…